10月の日曜日、ベルサイユのオークションハウスで、フランス国王ルイ16世「王妃マリー・アントワネットの白いシルクの靴」が43,750ユーロ(日本円約540万円)で落札されたと発表しました!
この靴は「フロント3分の1がシルク、バックが4分の3のキッドレザー」で、上部に「4つの重ねられたプリーツリボン」、レザーソール、高さ4.7cmの「灰色のパテントスキンで覆われたヒール」との説明がありました。長さは22.5cmで、今日ではサイズ36にほぼ相当します。この品物は、女王の最初の女中であったマダム・カンパンの親友であるマリー・エミリー・レシェビン・ド・プレヴォワザンに与えられた物だったそうで、1816年に亡くなったこの女性の子孫によって18世紀の終わりからこの売却日まで保管されていました。オークションハウスによると、「国際的なコレクターの強い関心」のおかげで、売却価格は約100〜130万円の見積もり価格よりもはるかに高く落札されました。
1793年フランス革命にてに処刑されたオーストリア出身の女王マリー・アントワネットは、当時の国王ルイ16世と共にフランスの象徴であり、今の時代も世界中を魅了している女性の一人です。