XIX~XX Century Japanese Artist
板東敏夫(1895-1973) 1922年にフランス・パリに渡りモンパルナスに住む。藤田嗣治を始めパリの画家、アーティストたちと交友を深めました。板東は藤田よりも目立たない性格でありましたが、エレガンスをそなえた魅力的な人格で藤田のアトリエに出入りする多くの友人やモデル、芸術家たちに愛される存在でした。彼の作品は、多くの個人コレクターや美術館に所蔵されていますが、彼自身が目立たない生活を好んだ事から作品は公に出ず、画業は藤田に比べるとあまり知られていません。しかし才能ある画人であり、婦人や少女をモデルにした絵画や優しい色合いの作品など素敵な絵画を残しています。
フランス人形を題材にしたこの作品は、スタイナーの初期の人形、モッチマンがモデルです。オイルで描かれたビスクの質感やドレスの淡い色合いが可愛らしい作品です。あなたのお人形部屋に飾ってはいかがでしょうか?(size33×24 オイルonパネル )ご興味ある方は是非ご連絡下さいませ!