Très Rare BEBE Huret
パリのブルバード・オスマン通りは、オフィスやホテル、レストランなどが賑やかに並んでいますが、その一角に "Maison Huret" が19世紀に存在しました。
パリの建物は古くても現代にマッチし、その過ぎた時間を語ってくれる貴重な存在です。パリを訪れる度に、町並みや建物からその歴史を感じ、美術館はもちろん、人々の生活様式からも西洋文化の豊かさを感じる事が出来ます。
緑の街路樹と中世の建築様式が、美しいコントラストを作る、閑静な住宅街のアパルトマン。中に入ると穏和な紳士が、私たちを笑顔で迎えてくれました。彼の懐かしい昔話と、収集している美術品についてなど、時間は、あっという間に流れて行きました。沢山の人形たち、そして、ずーと前から約束していた、希少な人形"べべ・ユレ"を見せて頂きました。古い箱に入った、裸の人形・・・ずっしりと重みのある、ギュタパシャボディ、胸には当時のラベルがそのまま残り・・・時空を超えて出会えた喜びで、胸がいっぱいになりました!
メゾン・ド・ユレ(1850-1932年)は、主にファッションドールを製作しましたが、当時のフランスのファッションや、生活様式を見せてくれる大変素晴らしい人形を作りました。また、べべ・ユレと呼ばれる、べべタイプの人形も作りました。プレスド・ビスクヘッドにウッドボディ、または、希少なギュタパシャボディで、ペイントアイとグラスアイがあります。ビスクハンドが使われてるべべ・ユレは、更にレアモデルです。製作期間が短く、存在する人形も大変少ないため、希少な人形として、コレクターを魅了しています。
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