アートの世界では絵画の巨匠たち(ルノワール、モネ、ゴッホ、ピカソなど)の 作品は、天文学的で抽象的な値段が付いて世界中のコレクターに渡って行きます。例えば、今年の5月ニューヨークの「ササビーズ」で現代画家ジャンミッシェ ル・バスキアの絵画が、1億1000万ドル、日本円で約123億円で落札されましたね。落札者は日本人の前澤友作さんでした。有力紙「ニューヨークタイム ズ」によると、美術品の落札額としては過去6番目、1980年以降の美術作品としては過去最高額という大変高額な宝物でした。それに比べるとアンティーク ドールの世界は身じかに感じますね!19世紀後半に栄えたビスクドールは、フランス産業の発展により、多くの人々が手にする様になりましたが、人形としては大変な高級品でサラリーの三倍近い金額だったそうですから、当時の子供たちの宝物だったことが分かります。そして21世紀の現代でも変わらずに、美しい瞳を持ち可愛らしい笑顔を見せてくれるお人形、AT(アーティ)は手にして抱いたり着せ替えしたり…そう!直接触れる事が出来る、なんとも愛らしいアンティークドールアートの宝物です。