こんにちは! 残暑が厳しい時期ですが皆様お元気でお過ごしでしょうか?
日本の8月15日はお盆で、前後にお休みを取られる方が多いと思います。フランスの8月15日は聖母マリアの被昇天祭で、やはりこの日を挟んで休暇を取ります。私も暑いモナコを離れて朝晩が涼しい田舎へ来ています。今年はいつもの美しい田園風景が、少しドライな感じがしましたが、それは異常気象で雨が少なく四季の移り変わりが少しズレているらしいです。街も、畑も、森も、動物たちも…チョット疲れているように私の目に映りました。そしてワイン畑に行ってみると、作り手たちは今年の葡萄は大丈夫かと心配しています。誰もが自然の恵みを待ち望んでいるんだ…ということが、都会にいる時よりずっと重く受け止められます。
空を見上げると…大きな白い雲がゆっくり流れて、鳥たちが優雅にとんでいるのが見え、遠くにはワイン畑が。そして近くには、私の背より高い向日葵がニコニコ咲いています。手を伸ばせば林檎や梨、桃やいちじくの果実があり、偉大な自然の有難さをその都度に感じます。昔々のおじい様が描いた小さなお城…今もそのまま残る大自然のヴィレッジの中にいると、私の心は洗濯されている様な気分です。
そして新たな気持ちで、これから出逢えるであろう何処かに眠っているアンティークの品々…素敵なお人形との出逢い!それは私が探しだすというよりも偶然が大きく予知不可能ですが…あなたが望めば…きっといつか何処かで出逢えるはず…そんなご縁を大切に。素晴らしいお人形たちとの出逢いを皆様へ…これからもお届けしたいと思います。
田舎の夏休みは…し~ん…と静かです。