冬のパリ・ルーブル美術館では「メッサーシュミット展」が開かれ、その素晴らしい表現の世界を感じてきました。
画像はメッサーシュミット(1736-1783年)のキャラクター彫刻。メッサーシュミットは、18世紀に活動したドイツの偉大で、クレイジーな彫刻家ですが、その大胆さと斬新なユーモアで表現されたキャラクターフェイスは、現代の人々をも魅了します。18世紀の美術の世界では、大変奇抜な表現方法でしたが、それはまさに、彼が天才であったことを示しています。
Jumeau ジュモーも19世紀後半〜20世紀始めに、キャラクターフェイスのお人形を製作しています。泣く、笑う、怒るなど人間の内面を表現する、斬新でユーモアあふれる作品は天才たちに共通しているのかもしれません。