小さなお人形と言ったらブルエットの名前が浮かびますが、Bleuette(1905-1960年)は、当時の雑誌『La Semaine de Suzette』のプレミアムとして付いてきた人形でした。雑誌『スゼット』は、"フランスの未来のママの為"として新しいコンセプトで発行されました。当時のデザイナー ジャン・ランバンとコラボレートして人形のドレスを付録にしたり型紙を掲載しました。そして後にフランスの子供たちの最新ファッションとして広く知られ、ファッションリーダー紙となったのです。私たちが今読んでいる現代の雑誌とは違い質素な物ですが、所々に可愛いカラーイラストやキャラクタ-が描かれていて微笑ましいです。また当時の広告にも、その時代が反映されていて大変興味深く見る事が出来ます。
※画像は、雑誌『スゼット』の半年分を製本し一冊のハードカバー本にした物です。過ぎた日の想い出が残る20世紀前半の雑誌は今も健在で私たちを楽しませてくれます。(入手ご希望の方はご連絡ください
。お取り寄せ可能です。)