Impressionnism and Fashion From Paris

パリには有名な美術館が数多くありますが、ひとつ好きな美術館を・・・と、訪ねられたら、私は迷わず『オルセー美術館』と答えます。セーヌ川沿いにあるオルセー美術館は、1900年のパリ万国博覧会の開催に合わせ作られたオルセー駅を1986年に美術館に改装しました。オルセー美術館では、ルノワールをはじめマネ、ドガ、モネ、印象派とよばれる巨匠たちの素晴らしい作品が常時展示されています。

正に19世紀の芸術の頂点を見る事の出来るこの美術館で、現在、「印象派とファッション」と題して興味深い展示がなされています。そう、19世紀の印象派の画家の目を通して、当時のファッションを見る事が出来るんです。この時期のファッションは人々の関心を集め、フランスはモードの発信地となって行きます。でもファッション雑誌などが無かった時代、現代と違いクチュリエは新しいファッションを見せるチャンスが少なかったのです。そこでクチュリエは見本のドレスを人形に着せて見せる事を考えます。こうしてフランスだけでは無く、イングランド、ロシア、アメリカへと人形を連れて旅をしました。こうして、私たちがファッションドールと呼んでいるアンティークドールは、"Poupees de Mode"として女性のファッションの見本になっていったのです。

パリへ行くチャンスがあったら是非足を運んでくださいね!素晴らしい絵画とそこに描かれている美しいドレス、ボネ、パラソル、ハンドバックなど、本物のアンティークスタイルを見る事が出来ます。 壮大で美しいオルセー美術館、きっとあなたを19世紀に連れて行ってくれますよ。 ビデオを見る Video

9th century fashion trough the eyes of Pierre-Auguste Renoir, Albert Bartholomé, Edouard Manet, Eva Gonzalès, Gustave Caillebotte, Frédéric Bazille, Claude Monet... Don't miss the Exhibition organised by the musée d'Orsay in Paris...from 25 September 2012 until 20 January 2013!