8月のパリ。夏だというのに何故か薄ら寒く観光客もまばらで、ヴァカンスシーズンの終わりを感じました。人通りも少なくちょっと拍子抜け・・・大好きなヴァンドーム広場は、現在コラム(円柱)が修復中で騒々しい雰囲気で残念でした。コラムはナポレオン1世がアウステルリッツの戦勝を祝賀して建てた背の高い円柱で、そこに浅い浮き彫りを施したブロンズの延べ板が螺旋状に巻き付けられています。修復後はその壮大で美しい姿をまた見せてくれるでしょう。そしてここを訪れる人々を楽しませてくれるはずです。フランスではこういった歴史的建築物は、周期的に大掛かりな掃除や修復が施され、その姿を現代に伝えています。
19世紀に作られたアンティークドールはどうでしょうか? 長い間に痛んでいたり、傷ついたり・・・かわいそうな姿でいるお人形も修復することが出来るのですよ。そして元気な姿になるんです! 過去も現在もそして未来も・・・その永遠の微笑みで私たちを楽しませてくれるのです。(修復のご相談承ります。フランス人アンティークドール専門のスペシャリストが修復します.