1906 an Albert Marque style Portrait
主に子供や女性を主題に絵を描いたアメリカ人画家。
カサットは画家になろうとペンシルバニア美術アカデミーで学んだが、家族の反対や授業のやり方に疑問を抱き、ちゃんとした巨匠の下で学ぼうと1866年にパリへ渡ります。…
…1874年カサットはドガと対面します。ドガは彼女に印象派の展覧会に絵を出品する事を勧めます。1886年まで、積極的な印象派メンバーでしたが、母親と姉が病気になり看病の為離れることになりました。印象派から離れた後も、ドガや女流画家のベルト・モリゾとは友人で有りました。
1880年カサットは再び絵を描き始めます。彼女の作風は印象派時代より更に進化し、よりシンプルで分かり易く、様々なテクニックを試します。カサットの人気の基本である子供や女性の絵の特徴は、正確な素描、優しが溢れる視点、しかし感情に流されずに描かれ、リアルな美しさが溢れています。上の画像は…カサットが描いた、幻の人形『マルク』の様な少女です。